２階フロアの面会制限の解除につきまして
ご利用者ご家族様
法人関係機関 ご各位
この度、本年4月3日木曜日、高熱者出現のため、２階フロア限定にて面会制限をさせていただきました。
日々、診察診療(治療管理)・看護・介護を継続いたしました。
全体的な経過としては、当初の高熱者は「誤嚥性肺炎による低酸素血症および高熱」でした。
しかし、徐々に微熱と痰がらみの咳や嗄声が見られる方々が増加し、(市中で極めて流行をみせておりました百日咳も視野に置き)非特異的症状の方々も多数居られましたが、４/7月曜日に(確定診断は困難なものの)原因菌は百日咳菌と「推定」の上、治療対応を継続し、(かねてからの非常に脆弱な国内薬剤供給状況のために鎮咳剤は入手不可ながら)代替療法について個別に考慮を重ね、4/19土曜日に終息(収束)に至ったものと判断しました。
その後、経過観察期間を経て異常がないことより、4/23および4/24を準備期間(＝ご周知期間)とし、4/25金曜日より面会制限を解除といたします。
なお、４/3前後にて職員の中において咳嗽等著しい者はなく、ご利用者様において有熱の方々に対しまして(確実性の高い時期と方法での)抗原検査よりインフルエンザ・covid-19は陰性でありました。
ご関係の方々に対しまして、非常なご心配とご不便をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。
医療法人大樹では、今後とも日常の感染管理体制および指示系統を維持し、いかなる感染症発生時においても迅速かつ適格な判断と臨機応変的対応を通じ、ご利用者様をお守りさせていただく所存であります。
令和7年4月22日
理事長 後藤 貴吉