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医療法人大樹の「こころ」

医療法人 大樹は、令和6年6月16日付で、組織体制(人事)などを含め、法人設立以来初となる根幹の改訂を行いました
同日をもって、「新生」大樹の構築となります
従いまして、あらためて医療法人大樹法人使命ならびに法人目標につき、以下を掲げます

呼称について

理事長交代により、呼称について以下の通りといたしました。

国から定められている事業主体は介護老人保健施設となり、その名称は老人保健施設大樹となります。しかし、「老人保健施設」という名称は当法人では、あえて書面上で使用する以外は極力使用しません。
よって、法人職員一同、医療法人大樹 という表現にてご案内などをいたします。

《その理由》
老人」という表現はそもそも失礼であります。65歳を超えると行政上、誰でも等しく「老人」として扱われる(扱う)制度には疑問を感じます。
また、「施設」という言葉も、収容という思考につながりやすく、そのため「施設に入る」・「施設に入れる」という言い方になってしまうこととなり、プラスの面は極めて少ないものと捉えます。
医療制度においては、後期高齢者医療制度という名称が用いられますが、医療法人大樹としは、長寿医療制度という発想がなぜ生まれなかったのかそもそも疑問を持っています。
(何ら政治的思想ではなく、医療の世界を見つめてきた医師として素直に感じる疑問であります)

医療法人 大樹 法人使命

「命」の質の維持・向上を通じ 長寿社会へ貢献

 

医療法人 大樹 法人目標 (使命を実現するための基本的考え)

  1. 心身両面において、どのような疾患や状態の方であってもお受け入れすることを前提としています
  2. 365日体制で医師・各専門職が常に連携を保ちます
  3. 大樹で可能な範囲内で、各専門職が力をあわせ「科」にとらわれない「総合的ケア」をご提供します
  4. 終末期ケアに対しても極力「苦しさ」の軽減につとめ、ひととしての尊厳に基づいたケアの実践を行います

大樹の特徴

法人目標14 の実践に尽きますが、大樹が「特に」重視していることをご紹介します

「お薬」に関する大樹の考え方

大樹では、まずは服用しているお薬があればご持参いただくことになりますが、多種多様な薬剤の併用と服用薬剤の総数の多さは「ポリファーマシー」 という問題を生み出しています
そのため、医師によりそれぞれの方の病状や状態を十分に考慮し、優先順位を考えた上で必要な薬剤を再検討・処方することを通して、“ポリファーマシーの解決” を図っています

 

「医師の診療姿勢」に対する大樹の考え方

  1. 内科診療:大樹で可能な範囲で、肺炎や慢性心不全の悪化などを含めた「急」を要する状態への対応や高血圧・腎不全・心不全などの「慢性疾患」に対する効果的治療管理を実施しています
  2. 外傷など含めた外科診療:大樹で可能な範囲内で、ご本人様・ご家族様の許可をいただき、適切に麻酔剤等を使用しつつ、外科的治療を実践しています
  3. その他皮膚科診療・精神科診療などについても、(心機能・肝機能・腎機能含めた)それぞれの方々のお体の状態にあわせた治療を行います
  4. 大樹では、設備的に対応不可能であれば、「紹介状」をお書きし、最適な医療機関をご紹介します

 

認知症ご高齢者の対応に対する大樹の考え方

「認知症」という枠でとらえる以前に過去にさまざまなご苦労などをされてこられた「人生の先輩」として敬意を持ちつつ対応します
また、大樹で対応可能な範囲内で、精神医学的課題をお持ちの方であっても、大樹内で非薬剤的アプローチや医師による専門的薬剤調整の実施により回復をめざし、鋭意尽力を重ねています

 

各専門職の自主性・独自性に対する大樹の考え方

大樹では、医師の他、看護職・介護職・リハビリテーション専門職・管理栄養士、調理職、事務職など、異なる職種がそれぞれの力を発揮してご利用者様おひとりお一人に対して「チームで行うケア」が可能となるよう、互いが互いの専門職の自主性・独自性の重視しながら「協力しあう姿勢やその過程」を法人として極めて重視しています

 

終末期ケアに対する大樹の考え方

大樹では、「ひとは産まれる時も大事」、「最期の時も同じく大事」と考え、大樹で可能な範囲内で、その方に応じた医療的ケアと介護面からのケアを通じ、終末期ケアを実践しています
最期をお迎えになられた方につきまして、後日、スタッフが集まり、自分達が出来たこと・もっと行うべきことはなかったのかなどを含めて、必ず「振り返り」をさせていただき、大切な記録として残しています
その積み重ねは、医療法人 大樹が掲げる法人使命:「命」の質の維持・向上に資する大切な過程の1つであると捉えています

 

 

法人概要

法人名称 医療法人 大樹(だいじゅ)
法人代表者(開設者) 理事長 後藤 貴吉
法人設立日 平成14年10月28日
法人本部所在地等

〒503-0854 岐阜県大垣市築捨町1丁目14番地1

電話番号 0584-88-0144
FAX番号 0854-88-1506

交通アクセス

<バスでお越しの場合>
JR大垣駅により高須・今尾・横曽根橋行き名阪近鉄バスで約13分
築捨バス停で下車して、徒歩約2分
※下記地図内の赤丸は「築捨」バス停設置箇所です

<お車でお越しの場合>
国道258号線沿いの信号「築捨町2」の交差点を東に曲がり、直進
*名神高速道路「大垣IC」からのアクセス
そのまま「北」(大垣市内方面)に走行
約5~6分で「築捨町2」の交差点を右折し、直進

法人番号 2000-05-005403
取引銀 十六銀行・大垣共立銀行
公開情報 法令等による公開情報

 

法人沿革

平成8年 8月 医療法人社団大誠会 理事長 松岡 輝樹により、岐阜県大垣市
築捨町1丁目14番地1に老人保健施設大樹設立および運営開始
平成14年 10月 医療法人大樹 設立に伴い 理事長 松岡 尚子 就任
同時に老人保健施設大樹 運営移管
令和5年 7月末日 医療法人大樹 理事長 松岡 尚子 退任
令和5年 8月1日 医療法人大樹 理事長 後藤 貴吉 就任  現在に至る

 

法人運営事業

現時点の運営事業 介護老人保健施設
上記の事業所名 老人保健施設大樹
運営(稼働)開始日 平成8年8月1日
事業者名 管理者 後藤 貴吉

 

法人組織図

 

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